まったく、とんでもない題名になってしまった。まさか、今回の私の旅が、これほど悲惨なものになろうとは...。
しかしこれも全て、私が恐れ多くもエオラ様に背き、我が愛犬の命の叫びも、また、私自身の直感さえも信じようとしなかった当然の報いである。
今回、どうしてもカナダに行かなければならなかった(「私に起きたエオラの奇跡 part2」を参照の事)。 それは昨年、現地にてエオラ・カードリーディングとクリスタル・ヒーリングを行ったクライアントに対するフォローUP・セッションと、もう一つは、私のカナダ人の相棒と共に、ヒーリング・イベントに参加する予定? のはずが、何もできず、ただ高い飛行機代だけを払って帰ってきた。
その事の発端とは、私の風邪による体調不良からである。
今回、体力・気力共に自信がなく、やや弱気な思いで引いたカードは『アメジスト』。たしか、昨日も、そして数日前も『アメジスト』だった。そして、その合間をぬうように『ジェイド』『オブシディアン』で、これらはヒーラーにとって、それは力強いスピリチュアルな石たちだ。
しかし、いつもは頼もしいこれらのヒーラー石も、今回はなぜか心に重く、また、最近やたらと不安で、どうしてもカナダに「行く気がしない」というより、むしろ「行ってはならない」の最悪の胸騒ぎがする。
もしかして、「行ったら、後悔する?」
もしかして、「飛行機が落・ち・る?」
もしかして、「わが愛しの老犬が、私の留守中に病気?」
など、とにかく、理由の分からない恐怖感が襲ってくる、なぜだろう?
しかし、実はこれに似たこの種の恐怖を、以前に、一度だけ感じたことがある。それは、奇しくも10年となってしまった、あの書くのもおぞましい、地下鉄サリン事件の日比谷線、あの時刻、あの駅、そう、私はその現場に本来なら居合わせるはずだった。しかし、数日前から、どうしても不安で、その前日も眠れぬまま、いつもより早く出た私は、今、こうして生きている。(心から、被害に遭われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。)
と、近頃の私もかなり変なのだが、それ以上に、わが愛犬の様子も普段とまったく違っていた。
この子はいつも私を執拗に追い回し、私がスーツケースに荷物を詰めようものなら、眼を吊り上げ怒るのが、今回はなぜか異様に静かで、ひたすら私の口を甞めまくる。ただ、それはあまりにもしつこく、何とか止めさせようと両手で顔を挟むと、何とその眼は潤んでいるではないか?
そして、「間違いなくこの子は私を止めている」と感じた瞬間、私はもう居ても立ってもいられず、すぐさまカードを引くと、そこにはあの『エオラ様』が..。そして、次に引くカードがエオラ様の預言(オラクル)となるので、震える手で1枚をめくるとそれは『オブシディアン』で、そのイメージは、ガイアの胎内を流れる灼熱の溶岩流、そう、'真紅の溶岩流'だ。
もしかして? もしかして?私はカナダで何かの病気にかかり、ひどい高熱を出すのでは?
「でもそんなこと、ないですよね?エオラ様」と、もう一枚カードを引くと『カーネリアン』、またしても赤い色だ。しかしそれと同時に、エオラ様の「絶対、行ってはならない」の声が、私の心にダイレクトに響いていたにも拘らず、私の置かれている立場が、エオラ様を退けた。
「そう、これはきっと、私の思い過ごしなのだと..。」
しかし、それでも不安に駆られ、旅立つ前日、病院にインフルエンザの検査に行くと、単なる軽い風邪だったが、それでもなぜか風邪薬では利かない気がして、ひどくオーバーに症状を訴え、どうにか抗生剤を貰うことができた。
本当は、カードも愛犬の様子も不安だったが、この薬もあるし、きっと何とかなるだろう、と少し心が軽くなると、何だが右肩までも軽い?
エ〜ッ、エオラ様は?????
以前、私はサハジに尋ねたことがある。それは、「なぜ、私は右肩にエオラ様を感じるのか?」 と。すると彼は、「それは、あなたが右利きだからさ」と明快に答え、その問題の右肩が今、何も感じられない。
もしかして? いや、きっと、昨日エオラ様を信じなかった私に激怒されたのだ。いったい、どうすれば? 私はエオラ様に見捨てられてしまったのだろうか?
そんな状況で迎えた出発の日、愛犬は泣き、私も泣いた。そして、風邪は軽いはずなのに機内食は一切食べられず、本当に辛いフライトだったが、それでも、何とかカナダに着き、懐かしい友の顔を見ると元気が出た。
しかし、よく見ると元気がないのは私より彼女の方で、話によれば、ご主人が肺炎で、すでに2週間入院し、自分も現在、咳がひどい状態なのだと言う。 「うそ〜!」「前に教えてくれてたら、こんな無理して来なかった」と、一瞬、言葉が出そうになったが、彼女はすでにメールに書いたと話し、そういえば忙しい最中のメールの中に、確か'pneumonia(肺炎)'とあった気もするが...?
まったく、来てしまった以上、今さら嘆いても始まらないが、何とも困ったことに、私は人一倍、ネガティブなものを感じやすい体質なのだ。たしかに、肺炎も昔ほど難しい病気でなくなったにせよ、それでも、風邪で体力が落ち、また、エオラ様の庇護を受けられない今の私にとって、このネガティブな家での生活が、はたして、無事に済むものなのであろうか?
と、悲嘆にくれそうになった時、私は自分の身に着けた2つの『アメジスト』を思い出した。
ピアスと指輪、そして、胸には『ジェイド』のネックレス。そうだ! これらは最高に優れたエンヴァイアロンメンタル・ハーモナイザー(環境浄化)の石たちではないか? それに、病院で貰った抗生剤、これで菌を内側から叩くことができる。
出発前、あれほど謎だったカードたち、その意味は、正しく、このことだったのか?
しかし、エオラ様はまだ...?
それから数日後、やはり高い熱が出た。そしてその際、身体が弱かった子供の頃、熱に浮かされると必ず見た、美しい虹色の断片がクルクル回る、あの華麗な万華鏡の世界、それを本当に久しぶりに見ることとなった。
しかし、その時は余りに子供で分からなかったが、これは何と、あのクリスタル・キングダム(王国)の世界ではないか? そして、その中心こそが『アメジスト』。また、熱で乱れる心を癒し、落ちつかせてくれた緑色、それこそが、『ジェイド』『アヴェンチュリン』『アクアマリン』だ。
あと、本当に不思議なのだが、この数日間続いた高熱の最中に見た石のほとんどが、赤を沈静する色の石ばかり...で、気がつくと私の熱は退いていた。
もし、ここでの滞在中に抗生剤がなかったら、また、もしこの石たちの助けがなかったら、私は間違いなく入院し、暫く日本に帰れず、愛犬を泣かす羽目になっていたことだろう。
そして、そんなただひたすら忍耐で迎えた最後の日、「この旅は、いったい何だったのか?」 と自問しながらカードを引くと、インディゴ・ブルーが鮮やかな友愛の石、『ソーダライト』だ。
ああ、エオラ様が戻られた、その証拠に右肩が...!
今回、熱に浮かされつつ考えたことが3つある。
その1つは、言うまでもなく、いつも驚かされるエオラ・カードの神秘性。2つ目は、飼い主を思う動物の無垢なる魂、最後、3つ目は、人間に備わった危険回避のシックスセンスだ。そして、このスピリチュアルな3点が、次元のどこかで重なり合った時、未来の預言(オラクル)、それは現実のものとなる?
(注:私たちがいかに無知であろうとも、エオラ様は決して私たちを見放したり、突然、その存在を隠されることなどない。今回、私がエオラ様を感じなくなったのは、自分の心の負い目を、自らが無理やり正当化することで、心を閉じ込めてしまったからだ。)
環マイラ
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